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“The Green Hornet”(邦題『グリーン・ホーネット』)

オフィシャル・ウェブサイト
English
http://www.sonypictures.com/movies/thegreenhornet/
日本語
http://www.greenhornet.jp/





 Last weekend, I saw a very cool, fabulous, exciting movie.
 It is called "The Green Honrnet".
 A typical action comedy, such as "Spider Man" or "Super Man".


 Filled with lots of lots of dreams and fantasies everybody had in our childhood;
fighting, friendship, playing tricks, pretending to be heroes...
 I really like it:)


 And everybody would say, I bet, the coolest guy in the movie
is not "Green Hornet" himself, but rather, his assistant Kato!!
 I've fallen in love with Jay Chou, a Taiwanese actor who's playing
the role of Kato:)
(*Oh! Of course, Brit himself was a nice character too!!
He was so funny and bright!)

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 Kato is a Chinese boy who used to be a driver of Brit's dead father,
who is a talented machine inventor,
who is a strong karate fighter,
who is a great pianist, and a delicious coffee maker!!


 Interestingly, Kato is very much like Jay Chou himself;
for Jay Chou also has a lot of talentss;
he can play the piano, celo, guitar, violin, Japanese shamisen;
in addition, he is the most popular singer in Asia,
and also a good actor, and good at playing basketball, nunchaks...
 Kato is usually so quiet, calm and modest,
but once he starts fighting, he's so manish and passionate.
 A new type attractive hero:)


 And for the first time in the movie I knew
that he is a perfect English speaker!!
(In one interview, he said he learned English
for only ONE MONTH...is it true!?!?!?!?)

 I thought as if Jay Chou was born to play the role of Kato!!*lol*
Nobody can play the role of Kato except for Jay!!

 The friendship of Brit and Kato reminds me of the funny duo,
of Chris Tucker and Jacky Chan in "Rush Hour".
 A talkative funny white guy and a shy sincere-looking Asian guy...
They are good combi:)

 Especially I couldn't stop laughing at the scene
when Kato and Brit were singing Coolio's hit song
♪"Gangster Paradise" together in "Black Beaty"(a car invented by Kato.)

 The two boys are so stupid(in a good meaning*lol*)
but I couldn't stop falling in love with them^^
They are so funny and cute!!


 Must watch!!:) 


 話題作の映画「グリーン・ホーネット」を見てきました!!

 少年時代に誰もが夢見ていた空想が、いっぱい詰まっているアクション映画で、
とてもかっこよかったです♪

 そして、この映画を見た人は誰もがそうだと思いますが、
いちばんカッコいいのは、グリーン・ホーネット本人よりも、
その助手のケイトー(Kato)くん、でしょう!!
(あっ、もちろん、主人公のBrit役の俳優さんも、明るく面白くて
とても素敵でした♪)


 ケイトーは、亡くなってしまったBrit(主人公)のお父さんの元運転手であり、
天才的マシーン発明家(車やガス銃などを、自分で発明してしまいます!)であると同時に、
空手ファイトが強く、(本人いわく、上海のスラムで育ったから)、
ピアノもプロ並みに上手くて、おまけにコーヒーを入れるのも上手!
(コーヒーメーカーも、自分で発明しています・笑)
 性格は寡黙、シャイ、真面目で誠実、やや天然?という、
多才でチャーミングな中国人の男の子、という役です。


 これは、ケイトーを演じている台湾の超人気俳優、ジェイ・チョウのキャラと、
ほぼそのままかぶります。
 というのは、ジェイ・チョウも、アジアで大人気のシンガー・ソングライターであるだけでなく、
ピアノとバイオリンとチェロとギターと日本の三味線さえ弾きこなし、
バスケットボールとヌンチャクが得意で、
おまけにパーフェクトな英語をしゃべる、という、才能あふれるスターだからです。


(私、この映画を見て、ジェイ・チョウが英語が凄く上手だということを
初めて知りました!!
You-Tubeでインタビュー映像を見たところ、彼が英語を勉強したのは
たった一ヶ月間、と答えていましたが、ホント!?)

 まさに、ケイトーの役は、ジェイ・チョウにピッタリだと思います!

 白人のBritと、中国人のKatoのコンビは、『ラッシュ・アワー』の
クリス・タッカーとジャッキー・チェンの面白コンビを彷彿とさせます。
 面白くてよくしゃべるアメリカ人と、寡黙でシャイで誠実な中国人…
という組み合わせ。とても楽しいコンビです^^


 私が個人的にハマってしまったシーンは、
BritとKatoの二人が、Black Beauty(ケイトーの発明した超カッコいい黒い車)の中で
Coolioのあの名曲“Gangster Paradise”を歌うシーン。

 「♪オレたちはパラダイスで生き続ける闇のワルだぜ・・・」という歌詞の
15年前のアメリカの大ヒットソングです。
 グリーン・ホーネット出動の時に、この歌を歌いたくなる二人の気持ち、
私はすごく分かってしまいました!!
 歌のとどめに、いつもクールなケイトーが「フー♪」と言うシーンがあって、
私はもう笑いが止まらなくなってしまいました!
そんな楽しい二人が大好きです^^

 楽しい映画なので、ぜひ皆さんも見てみて下さいね♪

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2011.02.01 Tue l 映画 l COM(0) l top ▲
 My Mom and I went to the movie theater to watch "Avatar".

 In spite of being a spetacular, fantastic movie,
I could predict what's going to happen in the end^^;
(You know, it's a kind of a mixture of Star Wars, Total Recall,
Planet of the Apes, The Fifth Element and もののけ姫!!)
Couldn't stop feeling that it's a very typical and stereotyped
SF movie.

 STILL!!
 I like it a lot!! And there are some parts which I really like^^

 BTW, after watching the movie, Mom and I were so excited and
couldn't stop talking how we felt impressed on the way back home!!

 Even at the station, we continued to talk in English
really enthusiastically.
 Usually it was easier for us to talk in English
after watching an American movie^^


  
 And then, one young lady talked to us in English,
looking at the guide-book, saying,
"Excuse me, how can I go to PORTA?"


 She was a Taiwanese woman who has come to Yokohama
to meet her friend and she will go to Kyoto tomorrow.
(actually, she couldn't pronounce Yokohama correctly...^^;)


 We rode the JR train with her and brought her to PORTA.
We talked on the way there.
When we told her we have traveled to Taiwan once and
the National Museum in the Taipei city was really amazing,
she sounded so happy^^
I also said, my family had lived in Hong Kong in my childhood,
and it flattered me that she kindly said,
"That's why you speak English so fluently!
You have no Japanese accent!!"

 I was really happy to hear that, because my mom often says
I've got such a Japanese accent when I talk in English^^

 When we parted, she took off her sun glasses to show her thanks.
Her smiling face was really pretty!!

 I hope she's got a good impression of us Japanese^^


 Come to think of it right now, I couldn't understand
why she chose us to ask the way,
though there were a lot of other people at the station...
 Probably, I guess that's because my mom and I were
talking in English out loud.
(she said she couldn't speak Japanese at all,
and her English was really awesome!!)


 When we lived in Hong Kong, we were always helped
by kind Hong Kong people there.
 So we want to do the same thing to the people from abroad
now that we live in our mother country^^


 Oops!! I wrote nothing about "Avatar"!!
 Many things to write^^ See you tomorrow~~




 母と二人で映画「アバター」を観に行きました!!

 とても空想力の豊かな素晴らしい作品だったのですが、
ストーリーは予測しやすかったかも^^;
(スター・ウォーズとトータル・リコール、
猿の惑星とフィフス・エレメント、それに、もののけ姫を
足して5で割ったような感じ!!)
典型的なステレオタイプのSF映画という気がしました。。。


 それでも!!
 私、この映画がとても好きです^^
 心からいいなぁ~~と思えるシーンが、いくつかありました♪


 ところで、映画を観た後、私と母はすっかり興奮してしまい、
帰り道も、おしゃべりをやめることができませんでした!!


 駅のホームでも、私達はものすごい興奮状態で英語で話していました!!

 アメリカの映画を観た後は、頭がなかなか日本語に切り替わらなくて、
英語で話してしまうんです^^
 一生懸命日本語で感想を言おうとしたのですが、いちいち頭の中で
翻訳するのが難しくなってしまい、
母と私は英語でずっと話していました。


 するとその時、一人の若い女の子が、ガイドブックらしきものを
持って私達に近づいてきて、英語で話しかけてきました。
"Excuse me, how can I go to PORTA?"
「すみません、PORTAはどこですか?」

 彼女は台湾人の女性で、友達に会いに横浜に来たそう。
(といっても、彼女「ヨコハマ」という言葉を上手く発音することができなくて
大変そうでしたが・・・;;)
 明日は京都へ行くの!!と言っていました。


 私達は、彼女をPORTAへ案内するために、一緒にJRに乗り、
その間少し英語で話をしました。
 私と家族が
「昔、台湾へ旅行したことがあります!!
台北市の国立博物館がすばらしかったです」
と言うと、彼女はとても喜んでくれました^^

 また、私が「昔、私の家族は香港に住んでいたの」と言うと、彼女は
「だからあなたは英語が上手なのね!!
あなたは日本人なのに、英語に日本語のアクセントが全くないわ!!」
と言ってくれました!!

 私はそれを聞いて、本当にうれしかったです。
 母からよく「あなたの英語はちょっと日本語発音じゃないの??」
と言われるので^^;


 別れ際に、彼女はサングラスを外して、私達に素敵なスマイルで
お礼を言ってくれました。
 とてもきれいな女の子でした!!

 日本に対して、良い思い出を持ってもらえればいいなぁ・・・と祈ります^^


 ところで、今考えてみると疑問なのですが、彼女はなぜ、
よりにもよって、私達母娘に話しかけてきたのでしょう??
駅にはたくさんの人がいたのに。。。
 きっと、私と母が、大きな声(興奮気味)で英語で
話していたからでしょうか? 
(とても英語が上手なのに、彼女は全く日本語を話せないと
言っていました。)


 私達が香港に住んでいたころ、いつも香港の人たちが
日本人の私達家族を助けてくれました。
 道に迷っていると、進んで「どうしましたか?」と
心配してきてくれたり・・・。

 だから、今、母国に住んでいる私は、
あの時香港の人々にしてもらったのと同じことを、
日本にやって来る外国の方たちにお返ししたいと、
心から願っています。


 あっ!!「アバター」の感想について、何も書いていない!!(笑)
 続きはまた明日~♪
2010.03.22 Mon l 映画 l COM(0) l top ▲
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 ある本を読んでいた時、「和解」という言葉に、強く心を惹かれました。
 同じ本の英語版には、"We should make peace."(私達は平和を築かなければならない。)
と記されていました。


 その時ふと心に浮かんだのが、「風の谷のナウシカ」という映画です。


 私がここで説明する必要ないくらい、とても有名な映画で、
私にとっても大好きな作品で、もう何回も見ているのですが、
急に久々に見たくなって、DVDを借りてきました。
 
 その結果、以前の自分に見えなかったメッセージに気付かされ、
考えさせられました。
 今の自分が感じていることを、記録しておこうと思います。


☆★☆★



☆物語の主題

 この物語で扱われているテーマは、「環境問題」と「平和問題」の2つであるように思う。
 2つは、一見別々に起こっているプロセスであり、異なったアプローチで解決すべき
問題に見えるけれど、
実は、全く同じ私たち人間の過ちに起源を持つこと。
そして、物語に描かれる人類存亡の危機は、そのまま私達が今直面している危機の
投影だということを、改めてひしひしと感じた。


 映画に描かれる世界では、人々は非常に高度な文明を持っている。
 ところが、それを賢く使うのみならず、浪費を重ね、奢り高ぶり、
しまいには「人類は万能であり、神を超越した存在」という見地に達してしまった瞬間、
世界の崩壊が始まる。

 「腐海(ふかい)」は、人間が環境破壊をし尽くした先に待っていた、
自然界の怒りと悲しみ。
 美しかったはずの木々や植物が、猛毒を発し、人間を死に追いやる恐ろしいものに
変わってしまう。
 腐海は人類の敵ではない。私たち人間が生み出したものなのだ。

 また、戦争のために開発されたものの、人類のコントロールの範疇を超えてしまった「巨神兵」は、核兵器の投影かもしれない。 
 
 もう一つ、恐ろしさに震撼したのは、ペジテ軍の
「正義の実現のためなら、多少の犠牲者を出すのは仕方ない」
という発想。
 巨神兵を完全破壊し、世界に平和を取り戻すという名目のため、
ペジテ軍は、王蟲の大群に「風の谷」を襲わせる計画を実行する。
その際、風の谷に暮らす人々は、見殺しにする、というのである。

 これは、ほんの少し前、「正義のための戦争」と綺麗な言葉を使いながら、
何の罪もないアフガニスタンの人々に空爆を行い続けた、
アメリカのやり方に、あまりにも、そっくり。
 つい最近も、イスラエル軍がガザ地区にひどい攻撃をして、
その犠牲者のほとんどが子供と女性達だったという。
 「風の谷のナウシカ」は20年近く前の映画なのに。。。
 人類の行く末を、見事に予想し懸念していた宮崎駿監督の聡明さに、
改めて尊敬の念を覚える。


☆ナウシカ

 彼女が皆に尊敬され、愛されているのは、彼女が「お姫様」だからではない。
 もちろん、「姫」として生まれてきたが故に、様々な特権に恵まれてきたには違いないけれど、
彼女は、与えられた幸せを当然のものとして受け入れるのではなく、
常に周囲の人に感謝し、時には規則を破っても、自分の頭・心で考えて
周囲の人々のために行動できる人。

 風を見事に操り、飛行機を自在に操縦する動体視力、
腐海をとことん研究する探究心も羨ましいけれど、
パニックに陥った人々に、全身で訴えかけ、
「私を信じて!!絶対にみんなを助けて見せるから!!」
と笑いかけるリーダーシップは、たった16歳なのに、見事。
 ナウシカがあまりにもかっこいいため、
アスベルが全然目立たなくて(弱弱しくて)、何だか可哀そうなくらい(笑)。

 そんな彼女も、決して完璧な人間ではない。
 トルメキア軍に父親を殺された時、怒りに駆られて我を忘れ、
彼女は敵兵を数人殺してしまう。
 無益な殺戮は憎しみの連鎖を生むだけ、怒りに支配される自分の心の弱さが怖い・・・と、ユパ様に涙を見せる彼女は、
失敗から学び、感情の高ぶりを抑えようと苦悩する、理性の人でもある。


☆ペジテの女性達

 この映画の中で、ナウシカやユパ様がカッコいいのは当たり前なんだけど、
“make peace”という言葉から、私が一番に発想したのは、
実は、アスベルやラステルのお母さんを始めとする、
ペジテの女性達だった。

 「あなたをここから出してあげます。王蟲の大群が押し寄せることを、
風の谷の人々に、一刻も早く伝えてあげて」
 「本当にごめんなさい。酷い仕打ちを、許しておくれ…。」

 ・・・そう言って、ナウシカや風の谷の人々のために心を痛め、
助けようとしてくれるのは、軍人の母や妻や娘である、ペジテの女性達だった。
 彼女達は、軍人達と違い、「世界に平和をもたらし、人間の世界を築く」なんて
高い理想を掲げていたわけでもないし、
世界の頂点に立とうという野心を持っていたわけでもない。
 ただ、自分の村の人々を見殺しにされるナウシカの身になり、
それがどんなにつらいことか、分かっていたから、
善意と優しさのために、ナウシカに手を差し伸べる。
 それがバレたら、どんな罰則が待っているか、わからないのに…。

 世界の歴史は、権力や野心を持つ者ではなく、
こういう勇気ある人々の愛の行為により、変えられるのだろう。
 ナウシカの身代わりになって船に残ってくれた、
同じ年くらいの名前のない女の子もまた、ナウシカと同じくらい勇敢な人。
 ジブリ映画には、尊敬すべき女性キャラクターがたくさん出てくる。

 ナウシカは一度、メーベで船を脱出するけれど、
体を張って自分を守ってくれた女性達を放っておくことができず、
また船に戻ろうとする。
 彼女の恩義を重んじる所、感謝の気持ちを忘れない所、大好きです。


 そして、私は、このペジテの女性達のような生き方をしたい。
 そう願っている自分がいます。



☆クシャナ姫

 私はこの人が最初嫌いだった。
 しかし、今回映画を見直してみて、彼女は根っからの悪人ではないということが分かり、
少し希望を持てる気がした。

 幼い頃、王蟲に傷つけられ、一生の大怪我を負ってしまった彼女は、
以来王蟲に怯え、憎み、そのトラウマが原因で、
力を誇示することでしか自分を守れない大人になってしまう。
 その臆病で孤独な心を初めて見破ったのが、ナウシカだった。
 クシャナ姫が、誰一人信頼できる腹心の部下に恵まれていないのは、
彼女が心を閉じているせい。
 彼女のような人は、現代人にかなり多い気がする。
 ナウシカと出会うことで、彼女は少しずつ変わっていく。
 恐怖を抱いていたものに対して、心を開き、対話を始めることは、
戦争にピリオドを打つ第一歩として重要なプロセスだと、
クシャナ姫のエピソードは教えてくれる。


☆大ばば様

 もう一人、忘れてはいけない女性がいる。

 推定、90歳くらい? 村の長老的存在の「大ばば様」は、
体も弱く、目もほとんど見えないみたい。
本来だったら、周りから「おばあちゃん、だいじょうぶですか?」
と気遣われるべき存在のはずである。

 ところが、このおばあちゃんは、とにかく強い。
 トルメキア軍が寝室に攻め込んできた時、ジル(族長・ナウシカの父親)
に「ばば様は隠れていなさい」と言われても、
「わしゃ、ここにいる」と微動だにせず。
 敵軍が兵士や戦車を背景に、朗々と「占拠宣言」している真っ最中に、
ヨロヨロと進み出て、「腐海を燃やしてはならぬ」と、逆にお説教。
最後には「ジルを殺したようにな」と不敵に笑って、敵を挑発。
 森を燃やすという大きな決断を、村の人々は大ばば様に委ねていた。
 こういう時に頼りになる、知恵と判断力に優れたお年寄りって、
とても大切な存在だよね


☆オトリになった、王蟲の子

 最後にもうひとつ、私が大好きで仕方ない登場人物について書きたいと思う。
 …といっても、今回は「人」ではないんです(笑)。

 蟲の大群をおびき寄せるために、ペジテ軍は、小さな王蟲の子を誘拐し、
傷つけて血だらけにし、ロープでつるして、王蟲達を挑発する。
 …やり方が、あまりにも汚い。吐き気がする。
 いくら「平和のため」とか理想的な言葉を言ったところで、
私達には分かっている。
 小さな命を大切にできない人が、大きな命を大切にできるはずがないことを。

 ところが、この王蟲は、ナウシカに心を開いてくれる。
 それは、腐海の毒で危険な湖に誤って入らないように、
体を張って止めてくれたナウシカの気持ちが、通じたから。

 自分を傷つけた「人間」を、信頼できずに、憎んで、当然なのに、
この小さな王蟲の子は、人間を受け入れ、心を開いてくれる。
 私には、この王蟲の行為が、とても偉大な行為に思える。
 自分を傷つけた存在に対して、許しの気持ちを持つことが
どんなに難しいかを、よく知っているから。。。

 そして、この王蟲のように、相手の罪を許し、心を開くことが、
平和な世界を築く第一歩であるということにも。。。


☆終わりに

 遠い国々で、今も戦争が起こっています。
 けれども決して、それは遠い世界での話じゃないと、ひしひしと感じます。
 なぜなら、私の心にも、戦争を起こしてしまう要素があると、感じるからです。

 私達は時に、誰かに対して「アンタ達なんか死ねばいいのに!!」
と思ってしまったり、
その人達を、許そうと一生懸命努力しても、
どうしても許すことができずに、苦しい思いをしたりします。

 けれど、銃を向けてくる人たちに銃を向けて威嚇した所で、
終わらない殺戮が繰り返されるだけという事実は、
誰もがもう知っています。


 私にできること、それは、憎んでいる人を許すこと。
 「私はあなたの敵ではありません」と、心を開いて語りかけること。

 もちろん、向こう側が「許してほしい」「手を取り合おう」という気持ちを持っていなければ、
それはそれで、新たな複雑な問題なんだけど。。。


 けれど、他人に答えを求めるよりも、まずは私自身が変わらなければ。


 「許し」-それは私にとって、理屈の上では正しく、あるべき大切なことだと分かっていても、
心ではどうしても受け入れらず、難しい行為です。
 けれど、せめて心を開いて、憎しみや恐怖に蝕まれることのない、
自由な心でいたいと思います。
2009.02.25 Wed l 映画 l COM(0) l top ▲
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Quite sophisticated, interesting film, with a deep strong message.
I like it a lot.


The theme of the story is "misunderstanding",
just like the episode from "the Tower of Babel" in Old Testament.

A little village in Morocco, San Diego in USA, Tijiana in Mexico,
Tokyo in Japan...The four worlds have totally different cultures,
but connected to each other in a complicated way.
(Well, that's what the Bible is trying to say; All the people are brothers.)

Some characters experience the cutural differences,
and that is one of the main point, I think.
For example, the two American children(Cocasian) coming to Mexico.
First, they look scared of everything new, but after a while,
they adapt themselves and seem okay.

On the other hand, the American couple(the children's parents, Cocasian) go on a trip to Morocco.
Even an interpreter cannot always translate everything perfectly.
When you cannot understand what other people are speaking,
you get more and more anxious and frustrated.
That leads to tragedy.
Here is a lesson it gives us; Language is not everything,
but it can give a huge influence on you mentally.

And, even if you live in your native country,
you cannot always communicate with other people perfectly,
like Chieko(acted by Rinko Kikuchi), who is a hearing-impaired high schol girl.
She lost her Mom, lives with her Dad in a big luxurious flat,
which makes her look more alone.
Like a typical teenager, she cannot express herself, and always irritated.
We live in Tokyo, the city of advanced civilization,
flooded with abundant of means of communication,
and still, we aren't satisfied. Why not?

Sometimes, it's difficult for you to understand other people's words,
even if they are talking in your mother tongue!!


I have a lot more things to write, but it makes me feel confused
Let me write down one important thing.


There was a scene in which the American guy(acted by Brad Pitt)
tries to pay money to the Moroccan tour guide,
who helped him with interpretation and did everything to rescue his wife.
It was soooooooooo disgusting to see what he's doing!!!!!
I got furious at the moment.
"The wealthy, kind Cocasian man donates money to the poor Moroccan man"...
Well, it's not beautiful at all. I really hate the guy.
Cannot stand that kind of snobbish arrogant stupid American guy any more.
Fed up!!


In addition, it's not fair that Cocasians and Minority people are treated totally in a different way.
I have to say "it can't be helped" to talk about the Mexican baby-sitter
woman, who stayed in USA illegally. She looks like a kind-hearted affectionate woman, but you have to keep rules...

But, what about the innocent Moroccan people?
It's so heartbreaking to watch them being hit and abused by the (French?) police, even though they did nothing wrong.
So, who decided that Cocasians are superior to Minority people?
It always makes me disgusted!!

And, the world of Japan was described as a very peculiar world in the film.
It doesn't look like "the majority" side, nor the "minority" side,
but it looks just peculiar and neutral.
Actually, I thought for a moment that the Japan scene is not necessary
in this movie(of course, I'm not telling that the Japan episode is boring!
On the contrary, I was attracted by it!!)
But the scenes in Japan has made the movie more urbane and stylish!!


Still have a lot more things to talk about...But I have to stop here now.
See you☆
2008.04.22 Tue l 映画 TB(0) l top ▲
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 『サラエボの花』/ヤスミラ・ジュバニッチ監督・2006年 ボスニア・ヘルツェゴビナ

 物語の舞台は、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボ。
 シングルマザーのエスマは12歳の娘サラとつましく暮らしている。
 サッカーに加わり男子生徒に殴りかかる男まさりのサラの一番の楽しみは、
もうすぐ出かける修学旅行。
 戦死したシャヒード(殉教者)の遺児は旅費が免除されるというのに、
エスマはその証明書を出そうとしない。
 かわりに夜勤のウェイトレスまで始める母に、サラの苛立ちは募るばかりだ。
 娘の怒り、母の哀しみーー12年前、この町でなにが起こったのか。
娘への愛のために、母が心の奥深くひたすら隠してきた真実が次第に明らかになってゆく・・・。
☆公式サイト: http://www.saraebono-hana.com/# 



 ボスニア・ヘルツェゴビナには、
○ムスリム人(イスラム教徒・人口比44%)
○セルビア人(セルビア正教徒・人口比31%)
○クロアチア人(カトリック教徒・人口比17%)
の三民族が暮らしている。
 民族と宗教が複雑に絡み合うこの国で、1992年に紛争が勃発。 
95年の紛争終結までに、死者約20万人、難民・避難民200万人以上の犠牲者を出した。

 この映画のヒロイン、シングル・マザーのエスマは、この戦争でレイプの被害にあい、
男性恐怖症になってしまう。
 彼女は、娘に父親のことを聞かれても、本当のことを打ち明けられない。
 お母さんにしてみれば、娘のサラは、かけがえのない可愛い一人娘であると同時に、
レイプされたつらい経験を嫌でも思い出させられる、複雑な存在なのだろう。
 レイプで生まれた子供に対して、その子には何の罪もないのに、
嫌悪や憎しみの感情を持ってしまったとしても、仕方ない気がする。

 けれど、新しく生まれた命は、両親の意志や生まれてきた時の状況などから全く独立して、
美しく、力強く、健やかに、新しい時間を刻み始めるものなのだろう。
 自分が生んで育てて、何もかも与えてきたはずの小さな娘に、
励まされたり、生きる力をもらったりしていることに、いつしかお母さんは気づいていく。


 お母さんの心の傷も深いものだったけれど、父親についての真実を知って、
娘のサラが自分のきれいな髪をバリカンで剃ってしまうシーンが、私には一番痛々しかった。
 自分の髪の色が、父親からの遺伝で受け継いだものということに嫌悪感を感じるのは、
お母さんを思いやる優しさからなのだった。


 もしも自分が彼女のように戦争のある国で生まれて、顔も分からない兵士にレイプされ、
赤ちゃんを身ごもったとする。その時、自分はその赤ちゃんを愛せるだろうか…?
 映画を観る前、自分にそんなことを問いかけた。
 もちろん私は平和な国に生まれて、そんな辛いことを経験したことはないので、
想像で意見を言うことしかできないのだけど…。
 でもきっと、赤ちゃんのことを、心から愛せる気がする。
 だって、赤ちゃんって、みんな、すごく可愛いもの。一緒にいるだけで幸せになれる。
 この映画を演出したジュバニッチ監督の言うように、
「過去の悲劇のせいで人生を台無しにしてはいけない」んだよね…。


 ちょっと脱線するけれど、この映画を見て心の中にふっと浮かんだのが、
「ベイビー・トーク(原題:Look Who's Talking)」という映画。
あの、ブルース・ウィルスが赤ちゃんの声優をやって話題になった、コメディ映画です。
 この映画に出てくるお母さん(超美人のキャリア・ウーマン)は、
ダメ男との不倫の末に赤ちゃんを妊娠。可愛い赤ちゃんのために、父親探しに奔走する。

 赤ちゃんの本当に父親に当たる大富豪が、これまた本当に最低のダメ男。
でも、お母さんは赤ちゃんのマイキーが大好きで、いつも優しいし、すごく可愛がっている。
お母さんとマイキーが、お父さんの豪邸に殴りこみに出かけて、
値段の高い美術品を壊しまくる…というシーンは、痛快でさえあった。
 この映画を見て、「母の愛は、男への愛よりも強し」と実感した(笑)
 そう、愛は人に生きる力を与え、強くしてくれるのだ。



 その他、映画について気づいた点をご紹介します。
 ボスニア・ヘルツェゴビナという国を全く知らなかったので、文化を垣間見るという意味で
興味深い作品でした♪


ご飯にはお魚を食べることもある!
 お母さんが、サラの大好物のお魚を買ってきて、フライパンでソテーするシーンがあった。
 でも、生活費を切り詰めているせいか、お魚はサラの分一匹だけで、
お母さんはマカロニを食べていた…。

人気のあるスポーツはサッカー
 そう言えば、日本代表チームのオシム監督は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身!
日本もこの国の偉大な人にお世話になり、縁があったのでした。
 サラがクラスメートと元気にサッカーをするシーンが描かれている。

“Yes/No”は、「ダー」/「ニェート」。
 ボスニア・ヘルツェゴビナの公用語は、ボスニア語、セルビア語、クロアチア語だが、
3言語には方言程度の違いしかないという。サラ達が話していた言葉も、不明。
 でも、Yesを「ダー」、Noを「ニェート」と言っていたことは確か。
3言語はスラブ語族に属すらしいので、ロシア語と共通の単語もあることにも納得。
 その他、neverに相当する言葉は「ニック」と聞こえました。

2008.01.14 Mon l 映画 l COM(0) TB(0) l top ▲